SNSを利用したマーケティングについて
住宅とSNSの親和性は高いという言ことをご存じですか?
ここ数年で急速に認知度が高まった“SNS”は、“拡散する”という特徴を持っているため、マーケティングに活かすことができます。
一口にSNSといってもさまざまな種類があります。
住宅メーカーの担当者として押さえておきたい主要なSNSと、その内容について紹介します。
主要なSNSのサービスとしては、“Facebook”、“Twitter”、“Instagram”があげられます。
そのほか、マーケティングとしては“YouTube”の利用も効果的です。それぞれのSNSについて“どの年齢層が特に利用しているのか”ということを知るために、総務省が発表している”人口推計令和2年1月報”と株式会社ジャストシステムが発表している”モバイル&ソーシャルメディア”の情報を参照いたします。
《主要SNSのユーザー数とアクティブ率》
ユーザー数 | 人口カバー率 | アクティブ率 | |
---|---|---|---|
2,600万人 | 21.1% | 56.1% | |
4,500万人 | 35.7% | 70.2% | |
3,300万人 | 26.2% | 84.7% | |
LINE | 8,300万人 | 65.8% | 86.0% |
※ユーザー数は月間利用者数
《主要SNS年齢層別ユーザー数》
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | |
---|---|---|---|---|
414万人 | 527万人 | 622万人 | 587万人 | |
776万人 | 687万人 | 748万人 | 599万人 | |
615万人 | 573万人 | 563万人 | 474万人 | |
LINE | 934万人 | 1,070万人 | 1,386万人 | 1,165万人 |
《主要SNS利用ユーザーの性別比率と年齢層》
男性女性
20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | 20歳代 | 30歳代 | 40歳代 | |
---|---|---|---|---|---|---|
49% | 48% | 56% | 51% | 52% | 44% | |
46% | 51% | 54% | 54% | 49% | 46% | |
37% | 38% | 44% | 63% | 62% | 56% | |
LINE | 46% | 46% | 48% | 54% | 54% | 52% |
主要なSNSとして“Facebook”、 “Twitter”、 “Instagram”があり、広く利用されている動画サービスとしては“YouTube”があることについて先述しましたが、それぞれの特徴を理解しておくことで、集客の効果をより一層高めることが可能となります。
Facebookの特徴として、30代以上の利用者が多いことについて説明しましたが、この年齢層は、住宅の購入、あるいはリフォームを検討している人が多い世代といえます。
そのため、Facebookにおいて住宅メーカーのマーケティングを強化することは有効といえるでしょう。
また、Facebookを利用するメリットは“検索の上位に掲載されやすいこと”ですので、Facebookを活用して会社をアピールしやすいといえます。
そこで、会社に関する新しい情報や最近の話題は定期的に発信しましょう。
それによって検索される機会が増え、利用者は会社に対して親近感を持ちやすくなります。
Twitterの特徴は短文で投稿することです、Twitterに投稿することを“ツイート”と呼んでいますが、1回あたりのツイートは140文字に制限されており、いかに端的な表現で内容をまとめるか、という点がポイントとなります。
また、Twitterの利用者層は若いこともあり、“親しみやすさが感じられるツイート”が効果的です。
商品のPRを前面に出すよりも、軟らかめの口調で気さくな雰囲気を出すと、Twitterの利用者である“フォロワー”に親しまれやすくなります。
そのほか、Twitterは即時性の高さも特徴です。
ユーザーの意見に対して迅速に返信したり、あるいはユーザーのツイートを参考にして業務を改善したりするなど、タイムリーな対応にも適しています。
Instagramは画像や動画がメインのSNSで、見て楽しむことができ、感性に響くことが特徴的です。
そのような特徴を持っているため、女性の利用者が多くなっています。
Instagramに関連する単語として“インスタ映え”がありますが、その意味は“Instagramに投稿した画像の見映えが優れていること”を指します。
つまり、Instagramを利用したマーケティングでは“インスタ映え”を狙うことで、Instagramの利用者の心をつかみやすくなります。
住宅メーカーのマーケティングでInstagramを活用する場合に、リビングの画像を載せるのであれば、おしゃれな雰囲気の室内に仕上げることがポイントです。
まとめ
今ではSNSの使用は日常的となりました。それゆえに、マーケティングにSNSを活用するのは時代の流れといえます。
SNSにはさまざまな種類があるため、それぞれの特性を活かしたマーケティングに取り組むと、会社の良さを理解するファンも増えていくことでしょう。
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